Link and Learn International 2024年3月2日特別イベント レポート
2024年3月2日土曜日、リンク&ラーン・インターナショナルが、子ども向けグローバル体験プログラムとして、外国人留学生さんが母国を紹介してくれるイベントを開催しました。
今回ボランティアとして来てくれたのは、インドからウルヴィさん、ウズベキスタンからアリくん、オーストラリアからクリスくん、中国からシンマンさん、日本からダイキくんです。慶応大学の大学院で学ぶ留学生さんを中心に、東京大学の学生さんも参加してくださいました。
ボランティアの学生5名、子どもの参加者17名に加えて、付き添いの大人の参加者17名、運営サポーターメンバーが9名となり、合計48名が参加する大規模なイベントとなりました。
オーストラリアでは、アボリジニの聖地であるエアーズロックやオペラハウスなどを紹介してもらった後、オーストラリア特有のカンガルーを作るクラフトを行いました。さらに、オーストラリア独特の表現である”G’day mate”(こんにちは)、”Cheers”(ありがとう)などオーストラリア英語についても教わりました。
中国では、中国の国土の形はよく縁起のいい雄鶏に例えられること、古代中国の四大発明である「印刷、製紙、羅針盤、火薬」についての説明や、漢字の成り立ち、さらに現代中国の紹介の後、ジェンズ毽子と呼ばれる中国の伝統的な遊びである羽根蹴り遊びを学びました。基本の蹴り方は、足の内側の側面で蹴るのだそうです。
インドのブースでは、ボリウッド映画『地上の星 Taare Zameen Par』の「bum bum bole」という曲で踊りました。この映画は、いじめられ見放されていた男の子が、美術教師の助けで絵の才能を発揮して自信を取り戻すストーリーです。歌詞は「世界とは、自分自身が作り出したものさ、見る人によって違って見える。自分の羽を広げて新しい色で塗り上げよう。新しい夢を紡ぐんだ。さあ、踊って楽しもう!」という内容でした。
ウズベキスタンでは、学生さんが民族衣装やウズベキスタンの陶器を持ってきてくれました。民族衣装は、日本の絣(かすり)の着物に似ている印象でした。ウズベキスタンの国章や国の特産品の写真などを、ウズベキスタンの地図や国旗の台紙に貼って、ラミネート加工して下敷きを作成するアクティビティを楽しみました。
今回は、一般社団法人国際教育協会専務理事でもあり、世田谷区議会議員でもある「神尾りさ」さんが、慶應大学院や東京大学のボランティア学生さんを取り纏め、このプログラムを監修してくださいました。また、国際関係のコンサルタントである坂田さん、多文化共生を目指して活動し現在2000名以上の会員がいる国際団体HOME IN JAPANの皆さま、また午後に開催された日本語と英語で行うバイリンガルヨガのクラスを担当するミラ先生にもご協力いただきました。ボランティア学生さん達は、直前の期末テストで忙しく、その後能登半島地震の瓦礫処理ボランティアへ参加していた方もいたり、直前で2名が怪我をするなど大変な状況の中で、頑張って色々な準備をしてくださいました。アリくん、ウルヴィさん、クリスくん、シンマンさん、ダイキくん、ご協力賜りました皆さまへこの場を借りて御礼申し上げます。
Link and Learn International事務局
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